墓石の基礎知識

家族墓、永代供養(合祀)、散骨などいろんな選択肢

納骨堂手を合わせて供養する対象として「お墓」は日本人の生活の一部となっています。永代供養が増えている状況はありますが、主流としては個人墓(家族墓)です。静岡では「散骨」の事例はあまり耳にしません。(役所の手続きなども結構大変だと聞いています)言葉の上では「撒いてくれ」とおっしゃる方もいるようですが、現実的とは言えません。
お墓が建てられなくて自宅でお骨を抱えているようなケースも耳にすることもありますが、当社にご相談いただければいろいろ提案できるとは思います。土台があれば納骨はできますから、先に土台だけをつくっておくのも選択の一つです。

 

※通常の埋葬手順としては、火葬したときに埋葬許可証が発行される。(葬儀屋さんが手配してくれるます)
 それをお寺さんに渡すと、納骨ができるようになります。

 

お墓の形について

いまどきの墓石昔は和型ばかり、ほとんどが和型でしたが現在では洋型が増えて大半を洋型が占めるようになっています。和型、洋型という分類についても、あくまで便宜的に分けているものであって、実際にはどちらともとれるようなモダンな形状も増えています。縦長の和型から洋型に主流は移り変わってきているのですが、東北の震災で多くのお墓が倒壊するのを目の当たりにした以降その傾向はより一層顕著になっています。耐震性からくるイメージ、横長の方が安定しているだろうという先入観ですね。直近では震度5の地震がありましたが、当社で施工したお墓でずれたり傾いたりしたお墓はひとつもありませんでした。また、縦長の墓石は背が高いので掃除が大変だというのも、洋型(横長)が増えている理由かもしれません。

 

輸入材について

石材イメージ墓石の主流が和型から洋型へ移り変わってきた他に、国産から輸入材へという変化もあります。現在では圧倒的に輸入材が多いです。国産と輸入材の比率としては半々くらいです。墓石販売店の中には国産を扱っていないお店なども出てきました。輸入材が増えたことによって、価格面では選択の幅が広がりました。価格の安い中国産から国産の銘石まで、国産と輸入材の選択肢が増えています。

 

 

墓地の広さ、形状

分譲区画イメージ昔ながらの墓地は間口が6尺(約1.8m)と大きな規格が主流でしたが、最近は1メートル角くらい、3尺(90cm)や4尺(1.2m)といったサイズが一般的です(市街地に近いほど狭く、山など市街から離れると広くなる傾向があります)。また、外柵のない芝生に墓石のみを置いた芝生墓地やヨーロッパでよく見られる壁墓地などの従来なかった様態も増えてきています。

墓地に関する情報に関しても、寺院から積極的に販売情報を開示するということがかつてはタブーとされてきましたが、いまでは価格など情報面でオープンに変わってきています。

 



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