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生前墓は相続するときに有利

平成27年1月より相続税が改正・施行されました。相続税の基礎控除が6割に縮小されるなど課税が強化される改訂となっており、残される家族のために少しでも多く財産を残す相続税対策に関心が高まっています。
墓地・墓石についても、相続を考える上で知っておくとお得な知識があります。それは葬儀費用は相続財産から控除する（葬式費用を遺産総額から差し引く）ことができますが、墓所や墓石の購入費用については控除の対象外となってしまうということです。一方で、すでに存在する墓所や墓石は祭祀財産として分類され、相続するときに税（相続税）の対象となりません。
現金で相続し相続税を支払ってからお墓を購入するか、それとも予めお墓を建て相続財産をコンパクトにしてから相続するか、どちらが節税につながるのかは一目瞭然です。
お墓を購入するタイミングによって損得が分かれる。基礎控除が縮小されるこのタイミングだからこそ知っておきたいポイントです。

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